派遣社員の「正社員雇用」打診経験は約2割

◆派遣社員の属性は?

一般社団法人日本人材派遣協会から、派遣社員の就業条件や実際の働き方など、派遣社員の実態や本音を明らかにする「派遣社員WEBアンケート調査」(調査対象3,256人。うち“現在、派遣で働いている”と答えた人は2,843人)の結果が公表されました。

現在、派遣社員として働く人は女性が9割を占め、30~40代が中心層であり、6割が未婚、2割が子育て中という属性となっています。こうした人たちが、「正社員雇用」についてどういう意向を持つのかが本調査から垣間見えます。

◆今後の働き方の希望

今後希望する働き方については、当面希望する働き方では「今の派遣先の派遣社員として働く」(60.9%)、数年後に希望する働き方では「今の派遣先以外の正社員として働く」(25.4%)、「今の派遣先の正社員として働く」(18.4%)の順で、正社員希望者(計48.7%)が派遣社員希望者(計15.2%)を上回っています。

◆派遣先からの直接雇用の打診

派遣先から「ウチで働かないか」と誘われたら?という項目については、現在派遣で働いている人でも、約20%は「正社員雇用」の打診の経験があったそうです。

派遣先企業から、正社員または契約・パート・アルバイトのいずれかで「直接雇用を打診されたことがある」人は計37.2%、正社員としての直接雇用を打診された人も18.9%を占めています。

◆正社員として直接雇用を打診されたときの対応

現在の派遣先企業から正社員として直接雇用を打診された場合、「条件次第では応じる」が53.0%、「断る」は19.4%となっています。

正社員として直接雇用に応じるための条件については、「賃金など労働条件が良くなれば応じる」(59.2%)、「賃金など労働条件が悪くならなければ応じる」(46.6%)などの待遇面を挙げる回答が多くなっています。

派遣で働き、家計の主な担い手となっている人は45.1%。そのうち7割以上が未婚の女性だそうです。一方、家計の主な担い手でない人の半数以上が既婚女性となっています。前者である場合、正社員雇用の打診をされた場合の労働条件についてはシビアに判断されるでしょう。

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