気がゆるみがちなこの時期は特に要注意! 職場の「転倒災害」防止対策

◆「転倒災害」への対策は職場の重要課題

「すべる」「つまずく」「踏み外す」…職場の転倒災害が、いま大きな問題となっています。

「ころぶ」というと、たいしたことはないものと軽視されがちですが、そんなことはありません。

休業4日以上の転倒災害は、例年、全労働災害の約20%を占めています。特に高齢者は、加齢により身体強度や運動機能が低下するため転倒しやすくなりますが、重症化することも多く、休業日数が長くなる傾向も見られますので、労働力人口の一層の高齢化が見込まれる中、事業場における転倒災害防止対策の徹底が求められています。

◆転倒災害防止のための対策

転倒災害は、どのような職場でも発生する可能性がありますが、その危険性は、問題意識を持って原因を見つけ、対策をとることで減らすことができます。

災害が多発している場所や環境、行動に着目して原因を洗い出し、順次、対策を講じていきましょう。

【すべらないための対策例】

・水や油、粉類などをこぼした場合はすぐに掃除する。

・すべりにくさを考えて作業靴を選ぶ。

【つまずかないための対策例】

・通路、階段、出入口に物を放置しない。

・段差のある箇所には注意を促す標識をつける。

・足元が見えにくい箇所は十分な明るさを確保する。

【「踏み外さない」ための対策例】

・足元が見えないほど荷物を持ち過ぎない(大きな荷物は台車で運ぶ)。

◆不注意からの災害発生を防ぐために

特に今の時期は、気もゆるみがちで、ちょっとした不注意での転倒事故も発生しやすくなります。

事業場内の安全について改めて意識付けを行うとともに、必要な対策について安全委員会等で検討するなど、リスクの回避に努めましょう。

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